人生100年時代に向けて…(地域力強化推進事業)

2019-10-09

現在4地区(【三国町】新保福祉の会、ひまわりネットワーク四の部、【丸岡町】磯部ふくしの会、高椋中部ふくしの会)が地域力強化推進事業のモデル地区として活動をしています。

地域力強化推進事業とは??】

誰もが安心して暮らし続けられる地域であるために、地域の高齢者や障がい者が抱える暮らしの『困りごと』や『悩みごと』を他人事ではなく我ごととして捉え、地域の1人1人が主役となってそれぞれ助け合い・支え合いができる地域づくり・まちづくりを目指す事業です。

現在、丸岡地区の【磯部ふくしの会】と【高椋中部ふくしの会】が全3回の住民ワークショップを終え、地域住民が分け隔てなく気軽に集まり交流することができる居場所づくり(サロン活動)や、要援護者の見守り、買い物・ゴミ出し・外出という生活支援の活動などを、住民に最も身近なところで始められるように準備をしています。

住民ワークショップでは何をしたの?】※磯部ふくしの会の内容を掲載。

【第1回】 生活上の困りごとの『見える化と共有』を行いました。住民さんのなかには『地区の行事になかなか若者が参加してもらえない』『活動の担い手不足』『集会場があまり活用できていない』などを課題に感じていました。

第一回WS写真

【第2回】住民が望む『地域の未来像』を検討しました。『子どもと高齢者が安心して暮らせる街にしたい』『車がなくても快適に生活したい』『孤独なひとを一人でも少なくしたい』などの声が挙がってきました。

第二回WS写真

【第3回】『地域の未来像』の実現のために具体的取組を検討しました。自分たちの手で第2回、第3回で挙げられた課題に対して解決する方法を考えました。なかには、いつでも誰でも寄れるカフェをしたり、男の趣味クラブをつくるのはどうかといった意見もありました。

Aグループ(気の合う仲間)

今後は、三国町の新保福祉の会、ひまわりネットワーク四の部でも、このワークショップを行っていく予定です。
人生100年時代とよく耳にするようになりましたが、それは誰しもが長生きをする時代になったということです。この事業を通して、元気なうちに『つながり』をつくっておき、今後、自分の身にもしもの事があった時その『つながり』が発揮される仕組みづくりを目指していきます。