丸岡町の高齢者施設を中心に活動しているビューティケアボランティアグループ水仙で代表を務める亀原由貴子さんに、ビューティケアとその活動についてインタビューしました。
Q ビューティケアのボランティア活動を始めたきっかけは何ですか?
A 外国の病院では、入院患者の不安を和らげたり、生きる勇気を与える方法として、顔や手のマッサージを行うビューティケアがあることを知りました。そして、知り合いと一緒に養成講座に参加し、修了後、その知り合いや講座で一緒だった方たちとビューティボランティアグループを作ったのが始めたきっかけです。
Q ビューティケアの反応はいかがでしたか?
A 高齢者施設を利用する方を中心に活動をスタートしました。はじめはビューティケアといっても馴染みが薄かったので警戒する人もいました。特に男性は、近くに寄ってこなかったですね。しかし、何度か施設を訪れて活動をしていると次第に利用者の方から「待ってたざ~」などと声を掛けてくれるようになりました。
Q どのようなマッサージですか?
A 私たちの活動では、手の指、手の平、手の甲、腕をマッサージします。マッサージ部分にクリームを付け肌のすべりをよくしてから指圧などのマッサージをします。その後に熱いタオルでマッサージをした部分を温めます。仕上げは、化粧水で保湿です。肌を乾燥させないためのケアも忘れません。両腕で10~15分を目安に、腕の状態を観察しながら、マッサージを行っています。力加減や動作の確認、使う材料などを説明することを心がけています。
Q 効果は?
A 月に1度のマッサージですので、肌への効果はどうでしょうか・・・
利用者の心を和らげているとか、生きる勇気を与えているなどの判断も難しいですが、マッサージを心待ちにしてくれていたり、口数の少ない高齢者が次第に会話を楽しんでくれたりと、表情や様子が変わっていくところで何か変化をもたらしているのを感じています。
Q ビューティケアボランティアの活動を通して、何か感じたことや気付いたことはありますか?
A 知らない方とでも距離が縮まることです。はじめは警戒していた方も、マッサージを通し、自然に肌と肌がふれあうことで距離を縮め、さらに徐々に会話が続くことでも距離を縮め、最終的には、マッサージでつながる以上に、心と心・人と人としてつながっていくことです。その中で、高齢者の考え方や悩み・不安などを知ることができたり、さまざまな理解が深められたことです。
私自身が、これから迎える老いを考えるきっかけになっています。
Q 今後の活動は?
A 現在、ビューティケアボランティアグループ水仙の活動は、月に5回、丸岡町内の高齢者施設等に訪問しています。会員は10名で、活動先には、会員が交替で5~6名訪問しています。今後の活動では、もっと多くの高齢者にハンドマッサージを通して、元気で長生きしてもらうための生きがいづくりをお手伝いしたいと考えています。しかし、会員数も少なく、活動範囲や回数を増やすことは困難な状況・・・。少しでも活動者を増やし、県内中に広がってほしいという思いも込めて、会の発足時にはグループ名に福井県の花“水仙”をつけました。
Q 亀原さんにとってビューティケアボランティアとは?
A マッサージによる体の健康もそうですが、何よりも自然な肌と肌の触れ合いによって、人と人が寄り添う感覚をつくり出し、心を寄り添うことで“心の健康”を互いに分け与えることができるのが、ビューティケアボランティアだと思います。
インタビュー 平成22年6月18日(金) 丸岡総合福祉保健センターにて
このインタビューでご紹介したビューティケアボランティアグループ水仙へのお問い合わせは、坂井市社会福祉協議会ボランティア・市民活動センターまで 電話68-5070
ビューティケアボランティア体験会のお知らせ
今回のインタビューでご紹介したビューティケアボランティアグループ水仙が協力のもと、体験会を開催します。ご興味のある方などご家族・お友達をお誘いあわせの上お越しください。
日 時 平成22年8月23日(月)
午前9時30分~11時30分
会 場 坂井市多目的研修集会施設(坂井市役所右隣)
内 容 ビューティケアボランティアの説明
ボランティア活動発表
体験会
参加費 無 料
申込締切 8月5日(木)
申込み先 坂井市社会福祉協議会ボランティア・市民活動センターまで
電話 68-5070










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